yablog_brewの日記

車や作業に関するあれやこれや

整備が出来るようになるには?

車やバイクが好きだと自分でも整備、改造をしてみたいと思いますよね。

でも何から始めたらいいかわからない、失敗して事故でも起こしたらと不安になると思います。

そんな時にどんなことからステップアップしたらいいかを、自分の過去を振り返りながら教えます。

 

私は小さいことから機械いじりが好きだったため、小学生の頃にはミニ四駆やプラモデル、電子工作を行っていました。

そのためねじをどちらに回したら締まるのか、電気配線はどのように繋げるのかなどは失敗しつつも学ぶことが出来たと今なら思います。

ミニ四駆はねじは鉄でボディはプラスチックのため強く締めすぎるとすぐに穴がガバガバになってしまいます。

そんなところでねじの締め方を覚えましたし、壊したところでケガや事故などないので安全です。

 

中高生辺りからママチャリ→MTB→オートバイと整備、改造する対象のパワーがどんどん大きくなりました。

自転車で何かミスをしても大きな事故にはなりづらい。

オートバイであれば原動機の整備を覚えることができますね。

またこれらは小さいスペースで作業できるのも良いところです。

 

このようにまずは机の上で出来るものから徐々に対象を大きくするのがよいと思います。

 

いやいや別にプラモデルなんて興味ないし俺は車を触りたいんだという方もいるでしょう。

そんな方はぜひオーディオから触ってみることをお勧めします。

オーディオの良いところは例え失敗しても走れない、止まらない、曲がらないということがありません。

安全第一で作業を行うことができ、ねじはどのように締まっているのか、配線はどのように繋げるのかということを学ぶことができます。

ここで技術と自信を少しづつ身に着け、ワイパーのゴム交換や電球交換等にステップアップしていきましょう。

 

走行にかかわる部品、スタッドレスへの交換のような作業は熟練した人と一緒に始めましょう。

ネットで検索すれば作業方法が山のように出てきますが、間違っていたりいい加減なことも多く書いてあります。

みんカラとかとか。

慣れていないとそれが合っているのか間違っているのか判断がつかないので熟練した人と行う、または整備書などの書籍で学びましょう。

書籍は費用をかけて出版しているのでいい加減なことは基本的には書きません。

 

少しづつ安全に出来ることからステップアップしていきましょう!

ホイールの取付

車体にホイールを取付けた時、それぞれの接合はどのようなものなのか。

ある程度調べた上での自分の考えとなります。

トラックのホイールは過去に三菱が飛ばしたせいで色々論文もありましたが、乗用車とはちょっと違うかもなので参考程度に読みました。

 

よく勘違いしがちなところで、ハブボルトでホイールを支えているというものがありますがこれは間違い。

仮にそうだとするとハブとホイールとでボルトにせん断応力、つまりハサミで紙を切るような力がボルトにかかります。

状況により何トンもの力を14mm程度のボルト5本で支えられるわけがありませんね。

 

次の勘違いとしてハブセンターの凸とホイールの凹をぴったり合わせてここで支えるというのも。

社外ホイールにした際にハブリングをつけろ!というのはこの考えからでしょう。

しかし圧入しているならまだしも、簡単に取り外しできる程度の嵌め合いではズレが生じます。

ズレるということは上記のようにボルトに対して力がかかってしまいます。

 

じゃあどこで接合してるのというと、ホイールとハブそれぞれの面での摩擦で支えています。

5本のホイールナットを100N・mで締め付けると、ホイールとハブは100N・mで押し付け合います。

この力で強い摩擦が生じてホイールとハブはまるで一体化したようになり車体を支えることが出来るようになります。

 

昨今ホイールが飛んでしまう事故がありましたし、自分も過去サーキットでやらかしたことがあります。

何故そのようなことが起きてしまうのか?

 

1つ目はホイールナットが締まっていないこと。

これはわかりやすいですね。

緩ければ摩擦なんて発生しません。

 

2つ目はホイールナットそれぞれが均一に締まっていないこと。

5本のうち1本だけ締付トルクが低いと、ホイールとハブの接合面の摩擦力にムラが出来てしまいます。

そこから走行中の振動等でホイールが更に歪みナットが緩みます。

 

3つ目はホイールとハブの接合面の油汚れ、錆です。

油汚れは摩擦力を低下させますし、錆は平面を凸凹にするため摩擦力にムラが出来ます。

 

このようなことが原因でホイール脱落が起きると考えられます。

ただ自動車は安全のため余裕を持たせているので、よっぽど緩く締め付けない限りは多少締付トルクがバラついたり錆びていても簡単には脱落しません。

しかしスタッドレス交換等で気軽に取り外ししがちなホイールこそ、締め付けたかどうかマーカーで印を付ける、トルクレンチを使うことを気をつけたいですね。

 

トルクレンチといえばやれアストロはだめだだの、校正しろだの、カチッは1回!等々ありますが、よっぽどいかれて無ければ規定値で締めればそれで良いと思います。

仮に適切な値でなくとも、5本は同じ締付トルクなので摩擦力にムラは出来ません。

 

 

X(Twitter)でハブリング論争みたいなのやってて何言ってんのかなと思ったので書いてみました。

車好きの大半はフィーリングで理論語りがちなのでしっかり勉強したいですね。

良いお店とは

良いと呼ばれる車屋さんと呼ばれるお店はいっぱいあります。

悪いと呼ばれるお店もあると思います。

お客様のお金、車を持ち逃げなんてお店は論外ですが、良い悪いはまずは人柄から判断で良いのではという話。

 

一般的に言われる良いお店とは価格が他所より安い、親身になってくれる、ASSY交換ではなく原因を見つけて修理してくれる、みたいなとこでしょうか。

 

これをお店側の視点に移すとどうなるか。

儲けは少ない、一人当たりに時間がかかる=人件費増、ASSYの部品代+工賃〈 部品代+工賃になりかねないてな感じですかね。

薄利多売、またはディーラーのように自社の車種に絞れて作業が標準化出来ているなら問題ないでしょう。

しかし多様な車種を扱う整備工場やカスタムショップではお店を継続することが出来ませんね。

 

だからといって無愛想で高額な費用ではお客様が離れてしまいます。

この辺りの折り合いを上手につけているお店が生き残っており、結果として良いお店なのかなと思いました。

適切な費用で的確で簡潔、わかりやすい説明を笑顔でしてくれる、そんな感じ。

 

費用面はもう安ければ良いという時代でははありません。

むしろ原材料の高騰、働き方の見直しで高くなる一方です。

まずはお店の人柄と自分が合うかどうかが大事だと思います。

作業に向かう姿勢、説明の仕方などから多少高くてもまぁいいかと思える印象があると良いのではないでしょうか。

 

今後は整備士不足でお店も減っていくため難しいですが、良いお店を見つけられるといいですね。

初めての投稿

こんにちわ、こんばんわ

子供のころから自転車などの乗り物や機械が好きで、ずっと弄ってきました。

乗ることより弄ることの方が好きで、構造的なところも興味があります。

そういったことを備忘録として残していけたらいいなと思い始めてみます。

 

自分の今までの乗り物からある程度の記事の趣向が出てくると思います。

 

自転車

MTB、ピストバイク

 

オートバイ

ネイキッド、カブ

 

ドリフト、シャコタン、箱車のレースカー等々

 

また整備等の機械弄りとして

足回り全般、ボディ補強や板金、塗装や溶接

 

この辺りの備忘録として書いてみようと思います。

頑張って続けてみようかと。

 

よろしくお願いします。