yablog_brewの日記

車や作業に関するあれやこれや

洗車の濯ぎ

最近Xの方でこんな話題がありました。

 

https://twitter.com/9ECvlINalh30ilL/status/1768053895589515510?t=jb77NdN_oEC6O3T0NPoPOA&s=19

 

酸性のシャンプーかクリーナーのすすぎ残しなのか、塗装面にダメージを与えてしまったというもの。

"ちゃんと"水で流せばここまでのことはないと思います。

この"ちゃんと"というのがみんな出来てないなと思います。

 

髪をシャンプーで洗った時、またマジックリンで台所掃除した時にちょっと濯いだだけではヌルヌルすると思います。

洗剤の成分がしつこく残るので結構沢山水をかけて流しますよね。

シャンプーは髪を洗う時間の倍以上の時間で流すものだそうです。

洗い残すと頭皮が荒れたり臭くなりますよ。

 

同じようにカーシャンプー含めて車に使うケミカルも大量の水で流さなければなりません。

手で触りながら濯ぐわけじゃないので泡が消えたらオッケーなんて感じでやりがちです。

 

ボディの裏に洗剤が残ったりしますし、一周水で濯いだらパネルの隙間もよく水を流して、もう一周濯ぎましょう。

また水の量が大事なので高圧洗浄機ではなく、普通のホースで水をかけましょう。

 

人もお皿も車も濯ぎが大事!

オイル交換

今日は自分のパジェロミニと販売車両のミラのオイル交換を行いました。

 

まずはパジェロミニから。

普段は上抜きで行ってますが、フィルター交換もあるので下抜きしてみました。

車高高いからそのまま潜って作業できるので楽ですね。

ただやっぱりオイルで手とか道具汚れるので作業性は上抜きがいいです。

 

 

TAKUMIのSPグレード!5W-30を3000キロ使ってこんなもん。

ピンボケですが鉄粉もなく、粘度もそう落ちてるように見えないので良い感じ。

フィルターはエキマニの脇なんでエンジンルームから外せるのはいいですが、メンバーやらびっちょびちょ。

 

続いてミラ

こっちもエンジン位置が良いのでギリギリ潜れます。

しかもフィルターはオイルパンの脇に付いてるので車体が汚れない!

素晴らしい!

抜いたオイル

それなりにちゃんと交換されていた雰囲気。

これもTAKUMI入れて終了。

 

オイルは下抜きの方がしっかり抜けきる感じはありますが、やっぱり上抜きのが楽でスマートですね。

オイルパンに多少オイルが残ったとて、どーせオイルラインにも古いの残ってますし。

 

オイル代を考えてみると自分は大体3ヶ月に1回交換なので、年に4回。

内フィルターは2回。

オイルが1200円/Lで使用量は3.5L。

フィルターは700円くらい。

合わせて18200円/年って感じですかね。

半額のオイルとか、交換距離を6000キロとかにすればコストは下がりますが、月々1500円程度なのにケチる理由もないですね。

エンジンを壊さない、気分が良いってメリットを享受しましょう!

エンジンオイルについて

今日は車のメンテナンスの基本、エンジンオイルについてです。

良い銘柄は?交換頻度は?というお話です。

 

自分は前まで銘柄については勧められるままに、自分で行うようになってからは安いものという感じでした。

正直バイクも車も運転していて善し悪しなんてわかりません。

スムーズに回るようになった、静かになったなんてレビューが多々ありますが、あんなものはプラシーボだと思っています。

 

そんな中でエンジンを分解したりして、ああこれはエンジンに悪いことをしたなというものがありました。

ホームセンターに売っている安いもの、特に鉱物油は5000キロ程で交換していてもスラッジが溜まり、エンジン内の潤滑が悪くなっていました。

 

さてそもそもエンジンオイルに求められるものはなんでしょうか?

主に5つの役割があります。

 

1.潤滑

これは改めていうことでもないでしょう。

エンジン内は金属同士が擦れあう箇所が数多くあります。

その箇所を油で覆うことで金属同士が直接擦れあうことを防ぎ、滑らかに動かし摩耗することを防ぎます。

 

2.密閉

わかりやすいところですとやはりピストンとシリンダーの関係です。

お互いに擦れあう必要があるのである程度のクリアランスがあります。

しかしそのままでは混合気を圧縮させるための気密が取れません。

そのクリアランスを油で塞ぐことで密閉させます。

 

3.防錆

エンジン部品は鉄やアルミ等の多くの金属が使われています。

それぞれ大なり小なり空気と触れ合うことで酸化、つまり錆びます。

そのため油でコーティングすることで空気と触れ合うことを防ぎ、錆ないようにします。

 

4.冷却

ガソリンエンジンの燃焼室の爆発温度は摂氏2000度と言われています。

それに対してピストンに使われているアルミの融点は660度。

そんな温度が1分間に何千回も与えられ続けたらすぐに溶けてしまいます。

それを防ぐためにオイルを循環させて冷却します。

※冷却したってアルミに2000度も与えたらすぐに溶けるじゃねーかって話ですが、燃焼の火炎とエンジンの間には断熱境界層があるため溶けません。

話が逸れるので詳しくは気が向いたらまた別途。

 

5.洗浄

エンジン内は密閉されているとは言え、ゴミや有害ガスが発生します。

潤滑はされていますが金属が擦れた削りカスがゴミとして発生します。

また密閉されているとはいえ、混合気や排気ガスがピストンのシリンダーのクリアランスから吹き抜けてきます。

この中には一酸化炭素や硫黄物質があります。

特に有害となるのが硫黄物質でエンジンの金属部品を腐食させます。

これらの有害ガスをエンジンオイルが取り込むことで、腐食や劣化を防ぎます。

 

参考

オイル交換の時期はどれくらいが良いの? 不定期連載 雑学コラム | 東海 愛知県岡崎市のチューニングショップ ビークルフィールド Car Life Advice Vihicle Field

高温腐食と低温腐食 【通販モノタロウ】

 

上記の5つの役割をエンジンオイルはこなさなければなりません。

しかし洗浄という役割はお皿洗いの水と一緒で汚れを取り込む量には限界があります。

汚い水で洗ったって綺麗になりませんよね。

汚れを取り込めば取り込むほど、潤滑や密閉、冷却、防錆の機能は失われていきます。

その結果、エンジン内部はガリガリの錆び錆びです。

 

そうなる前にはエンジンオイルを交換したいです。

その距離はどれくらいがいいのか?

自分の経験から

 

・軽自動車:3000~5000キロ

比較的高回転まで回しがちなため

・普通車:5000~7000キロ

排気量やエンジンによる

 

こんな感じです。

エンジンによりますが大体この距離でタペット音等の異音や、なんとなく嫌な感じがします。

また距離を乗らなくても半年で交換しましょうというのも、エンジン内部は空気以外に上記の有害ガスで充満しているためエンジンオイルが劣化するためです。

 

続いて銘柄ですがぶっちゃけ宗教です。

各社グレードや規格にのっとって作られているので、一定以上のグレードを使っていればなんでもいいとは思います。

スポーツ走行やドリフトをするならまた別ですが。

とりあえずSN/GF-5以上のグレード使っておけば間違いないと思います。

 

参考

エンジンオイルの選び方は? | JAF クルマ何でも質問箱

 

ちなみにロードスターにこれを使っていましたが良くなかったです。

1L/500円程度という価格に釣られて失敗してしまいました。

 

現在はこちらを使っています。

HIGH QUALITYシリーズ - TAKUMIモーターオイル

 

SP/GF-6グレードで価格も1L/1000円ほど。

エンジン壊すことを考えたら安いものです。

 

ただ銘柄は迷い中のため色々思案中です。

次はこちらにしようかとも思っています。

PH01110

Phillips 66(フィリップス66)シールドチョイスモーターオイル SAE 10W-40,ペール缶(19L) | 正栄機工輸入センター

 

多分ラベルが変わる前の方が有名



グレードは一個下がりますが、今のより価格も安く街乗りには適していそうです。

オイル交換 - サバーブモーター&犬の美容室mairu

 

ちなみに純正オイルだからって間違いないっていうことは無いそうです。

純正オイルを信じて使い続けて、そして裏切られる時・・・。少なくともトヨタ&三菱OILはNGです。 | 東海 愛知県岡崎市のチューニングショップ ビークルフィールド Car Life Advice Vihicle Field

 

オイルも日々進歩しているので、より良いものを選んでトラブルを未然に防ぎたいですね。

トヨタであればGRオイルは頑張って開発してる感があって良さそうですね。

 

とはいえなんとなくの印象で判断はせず、エンジン内部の状態、油温油圧、廃油の状態をしっかり確認して選び、車を楽しんでいきましょう。

カスタムの一歩目

車が好きということには色々なことがあります。

ドライブが好き、愛車を眺めるのが好き、サーキットで思うように操るのが好き、改造が好きetc

そんな中でカスタムに主眼を置いてその一歩目を書いてみようと思います。

 

カスタムにもまた色々ありますが、ノーマルの車からは何を始めるのがいいのでしょうか?

まず今回は外観から始めてみます。

 

ノーマルの車体、今回は初代ロードスターを例に挙げてみましょう。

 

マツダ・ロードスター 初代(ユーノスNA)とND型を比べてみる。パワーは10%UP! 価格は1.5倍 楽しさの本質は変わらない | Motor-Fan[モーターファン]

 

結論から話すとまず初めにやるべきは車高の調整です。

それはなぜか?

スタイルが悪いのに靴だけかっこいいスニーカーやレザーシューズを履くようなものです。

人であれば髪型やファッションでスタイルをよく見せることが可能です。

同じことを車で行うには車高の調整です。

 

なぜスタイルが大事かというと、ここを調整することでシルエットから印象の変化を与えることができます。

 


ホイールを変えても影絵のようにシルエットで見たら何も変化がわかりません。

となると街中で見かけてもあれ?っと振り返るほどの印象を与えられません。

そのため車高を変化させる必要があります。

 

車高を変化させるときに車高調とダウンサスの選択肢があります。

私は車高調一択です。

ダウンサスは微調整が出来ないのと、縮み側のストロークを減らして車高を下げるため乗り心地がすこぶる悪いです。

価格は安いですが犠牲にするものが多すぎます。

 

車高を下げてもノーマルホイールや、ツラウチになってしまうじゃないかとも言いますが上記の通りノーマルの車高でホイール変えたって何も意味がありません。

ホイールを変えた後に車高を変えたらまたサイズ測定をしてホイールを買いなおしになってしまいますしね。

 

ホイールは本人としては明らかに変わるものですし、費用に対して改造した感を得られます。

しかしかっこよくしたいのか?改造した感を得たいのか?をよく考えてカスタムを始めてみましょう。

 

結論!

カスタムの一歩目は車高調!